出張流量測定

現地出張による液体流量測定サービス

測定機器を持参してお伺いします!

サービス開始以来、大変ご好評をいただいている現場出張・液体流量測定サービスです。
現在、気体流量測定は取り扱っておりません。
担当者様に流量測定の知識が一切なくとも、流量測定をすることは可能です。


【そもそも流量測定って何?】ざっくりいうと、「配管に流れる液体の流量を、どれくらい流れているのか?」という測定です。

【流量測定の簡略図】配管にセンサーを取り付けた際の様子です。

 

配管に直接接続したセンサー・機器類を通じて、結果(流量)が超音波流量計に送られます。
配管を切断する必要はありません。
専用のグリス・ワイヤーで固定します。

【実際にはどんな作業をするの?】流量測定の作業風景です。

1-1 流量測定箇所の選定・センサー取り付け作業

測定箇所を先に選定します。
その後、屋外施設の配管(分岐された配管の方。細い配管)に、センサー取り付け作業を行っております。
設備状況を確認の上、測定に最適な箇所を選定しております。
ここを間違えると「一見正しいけど、まったく違う」結果が出てきます。
簡単そうに見えて一番神経を使う箇所です。

1-2 配管とセンサー設置の様子 ※見やすさ重視のため、別の配管を表示しています。

こんな感じでがっつりと接続します。
測定対象の配管にグリス塗布したセンサーを置き、それをワイヤーで固定してます。
作業終了後に配管に付着したグリスは拭き取ります。

2-1 流量測定の開始

結果が測定器に反映されます。
この場所では電源をとれる場所が無いため、発電機にも接続しております。
※電源がとれない場所の測定も可能です。例:屋外施設、船舶上等
 
実際にはこの測定機器以外にも使用する場合があります。

2-2 流量計の画面表示(測定結果はこんな感じで表示されます。)

少し見えにくいですが、オレンジの丸の部分に山形の波形が写っています。
盛り上がっている部分が実際に(配管内に測定対象の液体が)流れている様子です。


こんな場合にご活用ください!~流量測定サービスのメリット~

1 現場出張による液体流量測定サービスを急遽探さなければなくなった場合
  今まで流量測定をやったことがない設備担当者様におすすめします。一番多いケースです。

2 メーカーに依頼したが断られた。計器校正のみ(測定作業は無し)、購入をすすめられた。
  現地出張流量測定サービスのみの利用ではメーカーは来てくれません。購入が前提のためだからです。
  計測機器は結構な価格となっております。1回または複数回のために購入しますか?
  また、メーカーで購入しても、別途設置費用及び作業費がかかります。

3 レンタルをしたが失敗した。
  レンタルをして自社で流量測定を行った結果、正確な数値が出ない場合です。
  当社利用のお客様でもこのケースは多いです。
  数値の信憑性が不明な場合(しかも気づいていない場合)も多く存在します。

  Q なぜみんな間違える(失敗する)のか?

  A そもそも測定箇所自体が間違っている場合
    実は、測定箇所選定は専門の技術者でも神経を使う箇所です。
    流量計だけでなく、配管・計装設備に関する専門知識等を必要とします。
    ノイズばかりが原因ではありません。一番ミスが多い測定作業の落とし穴です。

  A 測定に適さない状況なのに測定を行った場合
    配管が満水ではない、測定対象である配管自体の老朽化・腐食が進んでいる場合です。
    実際、配管内の腐食が多すぎるため測定不可となった事例がありました。

  A 配管との接続方法自体が間違っている・適していない場合
    測定センサーの設置方法(グリス塗布が足りない場合、接続方法にコツが必要な場合等)が間違っている場合です。

  当社では、上記ミスが続発したため、流量計レンタルのみは一切行っておりません。

4 社内労務費削減・コスト削減に
  レンタルをする手間が省けます。
  
  レンタルの場合、業者を選定→取り寄せ→取扱説明書を読む→作業→返却
  (送り返し含めて1週間以内等の期間制限あり)も考慮に入れなければなりません。
  思った以上にやることが多過ぎです。

5 専門知識は一切不要!コストも時間も削減できます。
  新しく施設担当者になった方におすすめです。設備に関して全く知識の無い方(総務部等)からのご注文も承っております。
  リモートワークで限られた時間を有効に使えます。

  その場限りの流量測定サービス利用で、お客様自身での計器類の購入及びメンテナンス不要です。
  ※計器類は年1回メンテナンス(計器校正)に出します。  

6 設備(及び配管)の故障・不具合がわかります。
  配管内の不純物(液体の供給元である装置自体の故障・さび・測定対象の液体が一部固形化している等)により、
  当初想定した流量が測定結果に反映されない場合があります。この場合、配管の詰まり等が原因となっている場合があります。
  
  配管がまともに使えているか?といった設備メンテナンス(プラント・自社ビル・社員寮等)にお役立ちです。

7 既存生産ラインの縮小・変更の目安データとしての活用
  設備の使用状況が目に見える形で把握できます。 

※【ご注意】流量測定作業ができないレアケースについて

流量測定サービスをご利用希望の場合、以下のケースには対応できな場合もあります。

1 配管の老朽化が進みすぎている場合
 配管内のさび・滞留物が原因として測定できない場合

2 液体の状況によって測定不可な場合
 技術者がお客様のお話をうかがった上で判断させていただきます。

3 実際に現地で作業をした結果、測定状況に適していなかった場合

具体的状況を判断するためにも、まずはお気軽にお問い合わせください。
担当者より折り返し連絡させていただきます。
※購入を強制するものではありません。


使用機器・測定対象について

使用する測定機器は超音波時差式流量計・ドップラー式の2種類があります。
この他、測定機器を補助する機器類・グリス等を使用します。
測定対象により使用する流量計が変わります。また、設備状況により使用する流量計が異なります。
そのため、事前に状況確認をさせていただきます。

使用機器 測定対象 計測機器
超音波時差式流量計 純水、薬液等。
不純物が少ない液体。
超音波ドップラー式流量計 排水・廃水・汚泥等。
気泡が多く発生する状況。
不純物・気泡が多い場合。

 

 

お問い合わせから実際の測定作業・データ送付までの流れ

1 まずはお問い合わせください。その場合、下記の事項についてお知らせください。

  • 測定対象となる液体等の種類(純水・汚泥・廃水等)。
  • 配管(材質・口径・サイズ)
  • 見積希望の有無
  • 実施予定日
  • メール pfs@ksj.biglobe.ne.jp
  • 電話  049-214-2482
  • 電話のみ平日9:00-17:00対応。

2 内容確認後、返信・見積書の送付(メール)させていただきます。※FAXでの返信希望の場合、FAX番号とその旨を明記ください。

3 作業について打ち合わせ 以下の内容を確認させていただきます。

  • 日時
  • 場所
  • 測定に関してのご要望

4 作業の実施

5 データの送付(特にご要望がない場合、簡易版の報告書・データをメールにて送付させていただきます。)

6 請求書発行 ※お振り込みの手数料は、お客様負担とさせていただいております。

※詳細な報告書をご要望の場合には、事前にお申し付けください。別途有料オプションにて作成致します。


【お問い合わせ・見積依頼について】

見積・お問い合わせに関しましては、下記の問い合わせ先までお願い致します。

メール pfs@ksj.biglobe.ne.jp

電話 049-214-2482 平日 9:00-16:00 ※土日祝日定休